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電話代は「通信費」科目で経費化する!

投稿:2017.11.27  更新日:2021.08.17

はじめに

こんにちは!

東京都新宿区西新宿の税理士法人阿部会計事務所の税理士の阿部です。

業務で使用する固定電話代、携帯電話代、FAX代、切手代を支払ったときは、

『通信費』科目を使って経費化します。

今回は具体的な仕訳例を見ながら『通信費』科目についてお話していきます。

仕訳例

①今月の電話代10,000円をコンビニで現金で支払った。

 通信費 / 現金  10,000 ※消費税は課税取引です。

②携帯電話代8,000円が預金口座から引き落としされた。

 通信費 / 普通預金 8,000 ※消費税は課税取引です。

③切手500円分と収入印紙400円分を郵便局で購入した。

 通信費  / 現金  500 ※消費税は課税取引です。

 租税公課 / 現金  400 ※消費税は不課税取引です。  

④仕事用とプライベート兼用の携帯電話代10,000円が預金口座から引き落としがされた。

 なお、事業割合は50%で継続処理している。

 通信費   / 普通預金 5,000 ※消費税は課税取引です。

 事業主貸  / 普通預金 5,000 ※法人の場合、借方は役員借入金などを使います。

⑤電話代25,000円(国内通話分10,000円、国際通話分15,000円)が、

 口座から引き落とされた。

 通信費  /  普通預金 10,000 ※消費税は課税取引です。

 通信費  /  普通預金 15,000 ※消費税は不課税取引です。

仕訳を計上するときのポイント

携帯電話代などをカードで支払っているときは、請求月と支払月に1~2か月ほどズレが生じます。

請求月に請求金額を未払金として計上して、

1~2か月後の支払った月に未払金を振り替える処理が原則ですが、

例外処理として支払った月に通信費とする処理も認められています。

ただし例外処理は一旦選択したら継続して行う必要があります。

おわりに

最後までお読みくださりありがとうございます。

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