居住用不動産の買換えによる譲渡損失の損益通算と繰越控除

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居住用不動産の買換えによる譲渡損失の損益通算と繰越控除

日付:2018年02月17日
カテゴリー:節税対策,税務ノウハウ,個人確定申告

はじめに

こんにちは!

東京都港区の税理士法人阿部会計事務所の税理士の阿部です。

今回は住宅の買い替えをした際に、

税金を有利にする上で知っておきたい特例についての内容です。

特例の内容

原則として、土地や家屋を売却して生じた損失は他の所得と相殺できません。

これは不動産の売却が分離課税とされて、

他の給与などの所得と分けて計算することが理由です。

ただし、一定の要件を満たす居住用不動産を売却し、

新たに居住用不動産を取得したときは、

他の所得との損益相殺が可能となる場合があります。

申告した年に相殺しきれなかった金額がある場合には、

将来3年に渡って他の所得と相殺することもできます。

要件は下記の通りです。

・所有期間が5年を超えている不動産を売却すること

・自分が3年以内に住んでいた不動産を売却すること

・新たな居住用不動産の買換えは翌年12月31日までに行い、実際に住んでいること

・買換えた家屋の床面積が50㎡であること

・新たな不動産購入にあたって、返済期間10年以上のローン契約を結んでいること

他の所得と相殺する手順

損失は次の順番で他の所得と相殺されます。

①土地建物の譲渡益

②土地建物以外で生じた譲渡益

③一時所得

④利子所得

⑤配当所得

⑥不動産所得

⑦事業所得

⑧給与所得

⑨雑所得

繰越控除となる金額の計算方法

下記の式で計算されます。

①譲渡収入 - 取得費 - 譲渡費用 = 損失額

②他の所得額 - ①の損失額 = 繰越控除の対象となる金額

おわりに

最後までお読みくださりありがとうございます。

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港区青山一丁目駅徒歩2分の税理士法人阿部会計事務所、税理士の阿部でした!