現金出納帳の記入方法と現金管理の一例

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現金出納帳の記入方法と現金管理の一例

日付:2016年04月24日
カテゴリー:会社設立,税務ノウハウ,経営実務

はじめに

東京都港区の税理士法人阿部会計事務所、税理士の阿部です。

今回は会社設立時に知っておきたい現金管理について解説します。

現金出納帳(げんきんすいとうちょう)とは・・・

現金出納帳は現金で行った取引と取引後の残高を一覧で示した書類を指します。

また、青色申告の承認を受けた会社においては、現金出納帳は必ず準備する帳簿の一つとなります。

特に小売業や飲食業、美容業で毎日現金の出し入れが頻繁にある業種にあっては、

現金管理を効率よく行うためにも現金出納帳は必要になってきます。

日々の出し入れや残高を逐一把握しないでどんぶり勘定を続けると、

出納帳の金額と実際のレジにある残高に大きな差額がでてしまうケースがあり、

将来の事業計画が立てづらくなるのはもちろんのこと、

税務調査においても売上漏れや私的流用などといった疑いをかけられる可能性が高まります。

作成に手間がかかることが多い書類ですが、

その分書類としては非常に役立つものですので取引の記入漏れのないように定期的に残高をチェックしましょう。

会計ソフトを使用している場合も同じように、定期的に入力して残高をチェックすることが必要です。

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具体例

実際に取引からどのように現金出納帳に記載をしていくかを見ていきましょう。

①82円切手を購入した。(通信費勘定使用)

②クリップなどの事務用品を540円購入した。(事務用品費勘定使用)

③売上として1,080円入金になった。(売上勘定使用)

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便宜上「番号」欄を作成していますが、

実際の項目は「日付」「相手科目」「適用」「入金」「出金」「残高」欄のみで構いません。

「相手科目」欄については科目が不明の場合は、とりあえず購入した物の名前などを記入しておけば、

後で見たときに分かりやすくなります。


現金管理方法の一例

小売業や飲食店や美容サービス店など、1日の間に現金の入出金が多い業種における現金管理の基本例をご紹介します。

レジにある現金のほかに小口現金(キリのいい金額)を用意して、

さらに現金出納帳も同じようにレジ現金用と小口現金用とに区分して作成します。

レジ現金からは釣銭以外の支出をしない、つまり経費の支出はすべて小口現金から行うことで、

レジには売上高に近い金額が現金として残ります。

残った現金については定期的に預金に入金していきます。

預金に入金していくときに1日分ずつ分けて入金することで売上額の証拠能力が高まります。

現金出納帳が2つにはなりますが、1つは入金用、1つは出金用で分かれているので結果的に残高を合わせることが容易になります。

日々現金の出し入れが多い業種については経営的にも税務的にも現金出納帳を作成し管理していくことは必須といえます。

最初は大変ですが、一度作って流れにのってしまえばメリットの多い書類です。

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おわりに・・・

最後までお読みくださりありがとうございます。

税金や会計でお困りのことがございましたらお問合せフォームをご利用ください。

東京都港区の税理士法人阿部会計事務所、税理士の阿部でした。