税理士ブログ
起業時に「目的」と「目標」を明確にする大きなメリット!
はじめに
こんにちは!
東京都新宿区西新宿の税理士法人阿部会計事務所、税理士の阿部です。
今回は、起業にあたって「目的」と「目標を」明確にしておくことのメリットについてお話します。
なぜ起業するのか
起業を成功させるために最も大切なことはなんだと思いますか?
お金、人脈などももちろん必要ですが、、
一番大切なこと、、、
それは「目的」と「目標」を持つことです。
起業してどうしたいのか?
が、そもそも固まっていないとゴール地点が定まらず、
一時で上手くいったとしても、長期的に安定して経営し続けることは難しくなります。
「目的」を明らかにして、外部に発信すると、それに共感してくれる人がでてきます。
今日まで問題なく回っていた世の中の仕組みに、
自分の新しい事業、いわば新しい部品を組み込んでいくためには、
それがなぜ今必要かを認識させる必要があります。
そのために共感は必要不可欠なものであり、「目的」をもたなければ得ることができません。
「目的」と「目標」の決め方
「目的」と「目標」は名前は似ていますが、違うものです。
たとえば、
「目標」2018年までに、50人の起業家を支援をする。
「目的」目標を達成し、1人でも多くの起業家の事業を軌道に乗せ、生まれたビジョンを長生きさせる。
すなわち、
「目標」とは、その行動で達成しようとする理想の状態
「目的」とは、その目標を達成することで、人生で達成しようとする価値
です。
「目標」には、いつまでになにを達成するかを数値で表し具体化することが大事です。
興味深い次のようなデータがあります。
アメリカのハーバード大学の卒業生を対象にアンケートをした結果です。
学生のときに将来の目標を立てていたかいなかったかのアンケートです。
「目標を立てていなかった」・・・84%
「目標を立てていた」・・・・・・13%
「目標を立て紙に書いていた」・・・3%
ほとんどの学生が目標を立てていなかったという結果です。意外ですよね。
目標を立てていた学生は16%しかおらず、非常に少ない割合です。
そして、このアンケートを踏まえて、次の驚くべき結果をご紹介します。
「目標を立てていなかった」・・・・1倍
「目標を立てていた」・・・・・・・2倍
「目標を立て紙に書いていた」・・10倍
倍率はなんと卒業後の年収の比率です。
目標を立てていなかった卒業生に対し、目標を立て紙に書いていた卒業生の年収差は10倍です。
この倍率をみると、すぐにでも目標を立てて紙に書きたくなるようなデータですよね。
お近くのメモ帳があるか探してみてください笑
事業計画書に記載するとより発信しやすくなりますね。
おわりに
今日すでに存在している社会の中で起業して結果を出すためには、
1人でも多くの方の「共感」を得ることが大切。
「共感」を得るためには「目標」と「目的」を定めることが必要。
より良い結果を生み出すためには数値化した「目標」を紙に書くことが秘訣。
起業の準備段階で「目標」と「目的」を決めてスタートダッシュを図りたいところです。
最後までお読みくださりありがとうございます。
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