税理士ブログ
インボイス制度開始で注意すべき業種
投稿:2023.05.16 更新日:2023.05.15
はじめに・・・
こんにちは!
新宿区西新宿の税理士法人阿部会計事務所、税理士の阿部です。
令和5年10月1日からインボイス制度が始まります。
今回は制度導入後、手続きがより煩雑化する業種を検討していきます。
小売業や飲食業
小売業や飲食業では、多くの取引がリアルタイムで行われる場合があります。
店舗での販売や飲食サービスにおいては、複数の顧客に対して短期間で多数の取引が行われるため、
インボイスの作成と管理が煩雑になることがあります。
建設業や工事業
建設業や工事業では、プロジェクトごとに複数のサプライヤーやサブコントラクターとの取引があります。
大規模なプロジェクトでは、複雑な取引関係と多数のインボイスが発生するため、
管理が難しくなることがあります。
医療や保険業
医療機関や保険会社などの業種では、医療費や保険請求に関連する取引が発生します。
医療記録や保険請求には正確な情報と緻密な管理が必要であり、
インボイスの作成と適切な処理には専門的な知識と厳密な規制順守が求められます。
輸出入業や国際取引
輸出入業や国際取引では、異なる国や地域との商取引が発生します。
国際的な税制や通関手続きの遵守、為替レートの変動など、
インボイスの作成と税務上の処理が複雑さを伴う場合があります。
おわりに・・・
以上いくつかの例を挙げましたが、業種や個別の事情によって異なる場合もあります。
制度導入にあたりご参考になれば幸いです。
新宿区西新宿、西新宿駅至近の税理士法人阿部会計事務所の税理士の阿部でした。